ペット探しは承れませんが・・・

過去に「飼い猫がいなくなってしまって…ペットの行方探しはされていませんか?」というお問い合わせを頂いたことがあります。
「ペット探し」は以前に勤めていた都内の探偵社でも定期的に問い合わせがありましたが、私が直接そういった内容のお電話を取ったのはその時が始めてのことでした。
非常にお困りの様子で大変に心苦く何とかお力添えしたいと思ったのですが、何分下積み時代も「ペット探し」を扱う社に在籍した経験が無かったものですから弊社で無責任にお受けすることは出来ませんでした。
その方にはあくまでアドバイスとして、私が以前に東京でペット探しをやっているプロの知人から聞いた方法を電話でお話をさせて頂いたのですが、今でもふっと「ちゃんと見つかっただろうか」と気になります。

山口でまだペット探しの専門業者というのはあまり耳にされないと思います。だからといって全国出張している他県の業者に頼むのも土地勘などの面で信頼性に悩むのが正直なところではないでしょうか。なんとなく「ペット探しのプロ」であれば動物の特性を知り尽くし、特別な手段で探し出してくれると期待してしまうかも知れませんが、聞くところによるといくら特性を理解していたところでペット探しはプロですらやれることは限られるそうです。
以下は「ペット探し」に於いて個人の方でも有効だと思われる一般的な方法を記します。

 

①人海戦術で探す。

いなくなったことに気づいた際、最悪お一人でも、もし出来るのであればご家族・友人・知人等に頼んでまずは近くを探してみましょう。捜索が早ければ早いほど実際に発見率も高まるそうです。
まず最初に時間経過によって失踪したペットがどの範囲にいるのかを想定します。犬の移動距離の目安は、小型犬で1日平均1㎞以下、中大型犬で2~3km範囲。猫は2~300m程。※しかし中型犬は行動範囲が広く、ひとたび帰らなくなると探す難度は高いそうです。

愛猫を探される場合…

短期間に自宅からそう離れることは少なく、川や公園等の水場にいることが多い。餌がもらえる場所に居着いている可能性もあります。業者の方曰く、名前を呼びながら地道に探せばかなりの確率で見つかると聞きますが長く離れていると飼い主でも警戒してしまう点に注意です。
また完全に室内飼いの猫は捜索範囲が半径約50~100mと更に狭まり、建物敷地内など近いところにいる可能性が最も高まります。そのため町内レベルの情報共有が有効。

外の世界に馴れていないので、初めのうちはジッとして周囲を観察しているものと考えられます。逃げた方向がわかるのであれば猫が隠れそうな近辺の隙間を重点的に探してみましょう。
猫の捜索はその性格に合わせ適切な手段で行ないます。たとえば臆病で活動範囲の狭い猫なのに隣町までチラシ等配ってしまうと誤報が入り混乱をきたすこともあります。

愛犬を探される場合…

犬は小型・中型・大型犬によって行動範囲が大きく異なるのでそこに注意が必要です。
大型犬の場合、目立つ事もあり直ぐにどこかしらに保護されます。保健所等に問い合わせると大概はいるそうなので先ずは保健所に連絡してみましょう。小型犬は行動範囲が狭いので自宅の周辺にいる事が多いので近所の人にも声を掛けて見かけたら連絡して貰いましょう。

 

警察や動物愛護センター、保健所へ問い合わせる。

怪我をするなどして動物愛護センターや保健所に保護されている場合もあります。また警察へ連絡する理由として可能性としては低いかもしれませんが特に希少な種の猫などは拾得物として届けていることもあるそうです。
考えたくないでしょうが最も最悪のケース(事故で死亡して回収された場合)を想定して清掃局への問い合わせも必要になってくるかもしれません。いつも数日で帰ってくるはずの猫が帰ってこない場合、とても残念ですが交通事故等にあっていることも考えられます。

山口県動物愛護センター TEL 083-973-8315 山口県山口市陶943番地12
※HP上「迷子の犬・猫情報」に県内各市の健康福祉センター(保健所)の問い合わせ番号も記載されています。

 

個人での捜索は張り紙が定番。

※但し貼りすぎは嫌悪感を持たれてしまい逆効果になりえますので、見える場所に2枚以上貼らないようにしましょう。

写真とともに、毛の色や尻尾の特徴を細かくポスターに記載し、許可を得て電柱や近所の公民館等に張りながら探します。ポスターを貼る場所は大人の目線より下の高さに。一生懸命さがしてくれる子供たちも多いそうです。

つけ加える文章の一例として
・見つかりましたらポスターは剥がしますので今少しご協力をお願いします。
・何かの理由で遠くに行ってしまった可能性もあるため遠方の情報も求めています。
・現在は写真よりも痩せている可能性があります。
・今は首輪は外れているかもしれません。等

 

必要に応じ用意する道具

・捕獲器…野生に近づいてしまっている場合もあるので慎重に。
・ネット・バッグ…猫など無事保護したときに入れる。
・懐中電灯…建物の隙間など暗がりに光を当てて捜索するため。
・好物の餌
・ボイスレコーダー…飼い主が呼ぶ声を録音しておく。

 

〇最も大事なのは日頃の予防策

猫は「春や秋の発情期」に脱走する例が多い。性的なストレスをなくす為にも室内飼いの場合は避妊去勢もしっかり検討しましょう。犬の場合は散歩に出る際の飛び出しや、音に驚いての飛び出しもあるので、「呼び戻し」の躾けは重要です。首輪に携帯電話を記した迷子札を付けるのも良いでしょう。

 

〇最後に

私も数年前に17年の天寿を全うした愛犬をはじめこれまでの人生で何度かペットを飼った経験があります。もういなくなってしまいましたが、やはりとても大きな存在だったことを知り、悲しくとも「本当にうちで飼ってよかった」と思っています。愛犬家・愛猫家の方々なら皆さん同じように思われるのではないでしょうか、「最初から飼わなければ良かった」と思われる方はいないと思います。現在飼われてる方は上述の予防策もしっかりとられて一日一日を大事に大切にしてあげて下さい。

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