離婚への不安_DV/母子家庭 各支援機関について
●配偶者の暴力(DV)が怖いので離婚できない。
「配偶者が怖くて自分の思う様に動けない」実はこういった問題はいつの時代も、あなたの身近にも数多く存在しています。その証拠に山口県内にも、男女共同参画相談センター(山口市湯田温泉)、宇部市配偶者暴力相談支援センター(宇部市常磐町)と言ったいくつかの専門の機関があり、それらは無料で暴力行為の相談や一時的に非難できる場所の斡旋、そして心理カウンセリングなどを行っています。
いざ行動を起こすのに躊躇うのはわかります。簡単ではない筈です。人間とは複雑な生き物であり家庭内暴力があるからと言って=即離婚したいという訳ではありませんよね。それは愛情の部分であったり、色々なしがらみ、そして恐怖心もあると思います。
しかし「このままでは確実にいけない」と言う思いがあるのならば、こういった施設の人達であればこれまでにも沢山の場面を見てこられ色々な事情に深い理解があり、無理やり何かを強いたりだとか、貴方を危険にさらす事もないよう最大限の配慮がなされます。まずは真剣に検討されてみては如何でしょうか。
(お問い合わせ・連絡先)
□山口県男女共同参画相談センター
TEL 083-901-1122
緊急用 DVホットライン 0120-238-122
□宇部市配偶者暴力相談支援センター
相談専用電話 0836-33-4649
●母子家庭を支える窓口
浮気等が原因で婚姻を解消せざるを得なくなった場合、外部で貴方が頼れるとしたら弁護士・カウンセラー・役所の福祉課・福祉事務所、そして我々探偵(証拠の確保)、そういったものがあります。
例えばこれまで専業主婦をされていたかたは実際に、勤めにブランクがあったり、手に職がなかったりとで今後の経済的な部分を思えば本当にご不安でしょう。「本当にやっていけるのか」と大変に心細い思いをされているのではないでしょうか。
ですが、決して独りぼっちだなんて思わないで下さい。貴方の周りには親御様やお子様と言ったご身内の方、それだけでなく日本にはいくつかの支援や相談の窓口があり、貴方と同じく困難に直面した方々はそういったものの力も借りながら上を向いて歩んでこられたのです。
例えば上記に挙げた「役所の福祉課」では、離婚後の生活面の支援について、生活保護の受給・母子家庭援助(医療費の助成・母子福祉資金貸付金・児童扶養手当等)・税の軽減等の相談窓口があります。
「ハローワーク」では職業訓練受講給付金や訓練手当ての受給の相談ができ、山口県でも山口宇部徳山下関のハローワークにはマザーズコーナー(母子家庭専用窓口)というものが設置されています。
看護師・介護福祉士・保育士などの養成機関に通う場合の支援、知識技能の習得に必要な資金の貸付(母子福祉資金貸付金)の支援を行っています。
一人で考えることも大事かも知れません。それでも大変な時は色んなものを調べて、頼れるものには堂々と頼ってみましょう。
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